回線速度が遅い時はどう対応すべき?速度が落ちる原因や有効な対処法を解説

2000年代からインターネット人口は急激に増え、現在では多くの方が利用しています。

2020年に総務省が発表した通信利用調査によれば、国内のインターネット普及率は89.8パーセントにのぼるとされています。

しかし、インターネットを利用していると次のような悩みがつきものです。

「ネット回線が遅くて動きが鈍い」

「回線が遅いせいでネットゲームをするのもしんどい」

このようにインターネットの回線速度が遅いと感じたら、まず原因を調べてみることが大切です。

原因を特定し、有効な対処法を実践すれば回線速度の遅さは改善することが可能です。

当記事では、回線が遅くてイライラしてしまうあなたのために、回線速度が遅くなる主な原因と対処法について解説しています。

10分程度で読め、あなたのインターネットライフに役立つ情報ですのでぜひご一読ください。

回線速度が遅くなる主な原因

インターネットの回線速度が遅くなる理由は多数存在していますが、大きく分けると5つほどあります。

原因によっても対処法が異なりますので、まずは原因について理解しておく必要があります。

当項目では、回線速度が遅くなる原因について解説させていただきます。

接続機器に問題が発生している

ひとつ目の原因は、[接続機器に問題が発生している]ことです。

インターネットの接続機器を代表するものといえばルーターです。

ルーターは、24時間稼働しているために発熱を起こしやすく通信トラブルの原因となることもあります。

ルーターは利用していて故障することはほとんどありませんが、利用期間が長い場合は例外ではありません。

ルーター内の配線やLANケーブルの断線や劣化など、見えないところに問題が潜んでいる場合もありますので原因として疑ってみてもよいでしょう。

Wi-Fiになんらかの問題がある

ふたつ目の原因は、[Wi-Fiになんらかの問題がある]です。

Wi-Fiは同じ建物内にいながら、複数人が別の端末でインターネットを楽しめたり、外出先で楽しめたりととても便利です。

しかし直接端末を繋ぐ有線とは異なり、無線で接続するWi-Fiは繋がりにくいという問題を引き起こす可能性は否めません。

Wi-Fiの回線速度が遅い場合は主に以下の問題が考えられます。

  • 距離が遠い
  • 障害物に邪魔されている
  • 電波障害が起きている

無線は確かに便利ですが、有線に比べて通信が不安定
というデメリットがあります。

当然、回線速度に大きく影響してしまいますので注意して利用しましょう。

回線に問題がある

3つ目の原因は、[回線に問題がある]です。

実は、回線は居住者の利用状況によって速度が遅くなるといった影響がでてしまいがちです。

戸建て住宅でも複数の家族が同じ回線を使うことは珍しくありませんが、もっと厄介なのは集合住宅です。

集合住宅は戸建て住宅とは異なり、ひとつの回線を複数の居住者で共有するのが一般的です。

アパートやマンションなどは明らかに複数の世帯が利用しています。

マンションタイプの契約は、ファミリータイプの契約に比べて料金が格安
になります。

しかし夜間などインターネット回線が込み合う時間などでは、回線速度が遅くなってしまうので注意しましょう。

プロバイダに問題が起きている

4つ目の原因は、[プロバイダに問題が起きている]です。

インターネットを利用していて、毎日決まった時間にネット回線の速度が遅くなる
と感じたことはないでしょうか?

このようなケースで原因として考えられるのはプロバイダの問題なのです。

プロバイダが混雑すると当然ながらネット回線も遅くなります。

特に夜の時間帯はインターネットの利用者が増えますので、遅くなります。

間違った解釈をしてしまうのが、プロバイダとNTTなどの回線業者の存在です。

回線を提供しているのはNTTなどですが、プロバイダは回線に繋ぐお手伝いをしています。

問題なのはプロバイダと回線のどちらに原因があるかですが、実は簡単に調べられます。

一般的にもっとも主流となっているNTTでは、公式ページでプロバイダを介さない速度が測れます。

いっぽう、プロバイダを介した速度は無料で使えるスピードチェックサイトがありますので利用しましょう。

ふたつの速度を比較すれば、どちらに原因があるかは明白です。

プロバイダに明らかな原因があると確認したら、一度窓口で相談してみましょう。

使用しているパソコンに問題がある

5つ目の原因は、[使用しているパソコンに問題がある]です。

インターネットの回線速度が遅いと感じている方に多い原因のひとつに、OSなどのアップデートを怠っているというものがあります。

世の中が日々変化していくのと同時に、ネット環境も変化します。

変化にあわせて、パソコンのOSなどもアップデートしていかなければなりません。

よくわかっていないという方にとっては面倒くさいと感じるかもしれませんが、

こうしたことが原因で通信速度が遅くなっている可能性も否定できませんので、アップデートはこまめにおこないましょう。

またパソコンのスペックが低すぎるのも、原因のひとつです。

明らかに低価格なものや、古いタイプのものは現環境に適応しない可能性があります。

自身の所持しているパソコンが、現環境に適応しているか確認することが大切です。

ブラウザやキャッシュをクリアしていないことやウイルスが原因になっている場合もあるので、あなたのパソコンの利用状況を一通りチェックしましょう。

ほかには、パソコン内で接触不良が発生しているなどの原因も考えられます。

使用しているパソコンの問題を一通りチェックすることが大切です。

回線速度が遅い時に有効な対処法

前述では、回線速度が遅いときに考えられる原因について解説しました。

しかし原因がわかっても、解決するための対処法がわからなければ意味がありません。

回線速度が遅い時には、以下の対処法がとても有効です。

  • 無線LAN・モデムを再起動する
  • 接続方式を無線から有線へ切り替える
  • 接続機器やパソコンを買い替える

対処法を実践すれば、回線速度を改善できる場合がありますのでぜひチェックしてください。

当項目では、上記3つの対処法についてそれぞれ解説させていただきます。

無線LAN・モデムを再起動する

無線LANはモデムに接触不良が起きると、その影響によって通信速度が遅くなる場合があります。

モデムとは、インターネット回線と無線や有線のLANをつなげる役割をしている機器のことです。

ちなみに光回線を利用しているのであれば、モデムをONUと別名称で呼ばれていることもあります。

モデムなどの機器は長時間利用などによって、機器が熱をもってしまうことがあります。

熱をもってしまえば、通信速度に影響がでてしまうこともあるので注意しましょう。

このような場合はモデムに繋がれているコンセントを一度抜いて、熱を逃がしてやることで対処できます。

接続機器の再起動は接触不良の改善と同時に回線速度の改善が大いに期待できます。

それでも改善しない場合はモデムの故障も考えられますので、回線業者に連絡するようにしましょう。

接続方式を無線から有線へ切り替える

接続速度が遅いと感じたら有線へ切り替えるのも対策としては有効です。

無線の場合は、ルーターとパソコン間に通信障害が起きてしまうと、回線速度が急激に遅くなってしまいます。

有線では、このような通信障害が起きにくいために回線速度を改善できる可能性が高いです。

ただし有線は配線工事が必要なため、切り替えの際は工事費用などを事前に確認しておきましょう。

ちなみに工事費用の相場は8万円程度とされています。

高いように感じる方もいるかもしれませんが、ほかの工事と比べると比較的安価です。

接続機器やパソコンを買い替える

接続機器やパソコンに速度低下の原因がある場合は買い替えを検討することも大切です。

古い機器やパソコンは現在のインターネット環境に適していない可能性があります。

パソコンなどの機器の買い替えは5年を目安に買い替えるとよいとされています。

その理由は使用年数によって故障する可能性があるというのもありますが、ネット環境の変化にともない機器の適応力が落ちてしまうからです。

機器を新しいものに買い替えることで、回線速度が改善される可能性は十分あります。

回線の乗り換えも有効な解決策です

紹介した対処法を試してみたにも関わらず回線速度が改善されない場合は、回線の乗り換えを検討してみるのもよいかもしれません。

近年は、次世代高速通信を利用できる光回線が多数登場してきています。

しかし実際にどの回線業者を利用すればよいのかは、素人にはわかりにくいかもしれません。

回線の乗り換えを行えば、回線速度を改善できる可能性は高いです。

当項目では、初心者にも自信をもっておすすめできる回線業者をご紹介させていただきます。

高性能ルーターが使える【ドコモ光】

「ドコモ光」は、NTTドコモが提供している光回線サービスです。

NTTといえば、フレッツ光が有名です。

フレッツ光と異なる点は、月額料金にプロバイダ料金がセットになっていることです。

セットになれば、当然ながら毎月のお支払いを安く抑えれます。

特におすすめなのは、ドコモのスマホを使用している方です。

既にフレッツ光を契約してしまっている場合でも、NTTの契約回線同士であれば解約料金はかかりませんのでご安心ください。

ドコモ光の回線はフレッツ光と同等ですので、最大の通信速度は1Gbpsです。

最大速度というのは、理論上の数値です。

つまり実際の速度は、もう少し遅くなります。

以下でドコモ光の料金等の詳細をまとめます。

プラン 契約期間 マンション 戸建て 初期費用
1ギガ タイプA 2年 4000円 5200円 3000円
1ギガ タイプB 2年 4200円 5400円 3000円
1ギガ 単独タイプ 2年 3800円 5000円 3000円

重要なのは契約期間を2年にするかなしにするかです。

2年というしばりを受け入れると月額料金が1,000円程度お得になります。

年間に換算すると12,000円も違うので、2年縛りを受け入れた方がお得といえます。

ちなみに料金表を比較すると、単独タイプが一番安くみえますが、プロバイダ料金が別途に加算されますので気を付けましょう。

またドコモ光なら、高性能ルーター無料で手に入ります。

なかでもおすすめなのは、GMOトクトクBBのELECOM・WRC-2533GST2です。

ルーターの性能によっても、回線速度は異なります。

高性能のルーターを使いたい方は、ぜひドコモ光にしましょう。

気になる初期費用ですが、契約手数料は一律で3,000円程度かかります。

あくまでも契約手数料ですので、別途工事費がかかります。

別で工事費用が必要になりますが、ほとんどの場合はキャンペーンにて無料にしていることが多いといえるでしょう。

最大2Gbpsの最速通信が可能【NURO光】

NURO光は数ある光回線のなかでも、速度が速いことで知られています。

その速度はなんと2Gbpsです。

つまり前述で紹介しているドコモ光の2倍の速度を誇ります。

にも関わらず、無料のセキュリティやルーター不要で、無線LANを利用できるなどといったメリットを兼ね備えています。

以下でNURO光の主なプランと料金を紹介します。

プラン名 月額料金
NURO光 G2 V 4,243円
NURO光 G2 7,143円
NURO光 10G 6,480円
NURO光 10Gs 5,743円
NURO光6Gs 5,243円
NURO光forマンション 1,900円~2,500円

NURO光はほかの光回線と比べると、速いわりには利用料金が安いといえます。

しかし、初期工事費用は40,000円。

契約事務手数料は3,000円かかります。

ただし多くの場合は、キャンペーンの適用によって実質の工事費は無料になります。

仮にまとまったお金がなく、キャンペーンの適用時でないとしても分割払いにも対応していますので安心です。

さらに登録時に4.3万円程度のキャッシュバックももらえます。

とにかくお得に高速のインターネットを利用したいという方はぜひNERO光を利用してみてください。

悪質な乗り換え案内には注意

アナログ回線から光回線への切り替え、もしくは光回線の乗り換え案内を電話口で勧誘されるケースがあります。

そういったケースに応じる必要はありませんので、もし電話を受けた際は「こちらから折り返す」などの対応で終話し、TAC(一般社団法人 電気通信事業協会)などに問い合わせてみるとよいでしょう。

NTT東日本、NTT西日本は、「固定電話のIP網への移行後のサービス及び移行スケジュールについて」(2017年10月17日報道発表)で公表した通り、電話を提供する両社の局内設備を2024年1月以降に切替をするが、固定電話(通話)のご利用継続にあたっては、お客さまがご利用中の電話機等は、設備切替後もご利用いただける。また、切替にともなう手続き等は不要である。

出典:TAC(一般社団法人 電気通信事業協会)

光回線の乗り換え先を検討している方は、こちらの記事がおすすめです。

【2020年10月】お得なおすすめ光回線13社の料金・速度を比較

まとめ

回線速度が遅いときの対応について解説しましたが、いかかでしたか?

回線速度が遅いときに考えられる理由は、少ないように見えて実は多いことがわかりましたね。

当記事で学んだ原因や有効な対処法を実践して、快適なインターネットライフを目指しましょう。

もし対処法を実践しても解決しないときは、オトクで快適に使えるインターネット回線に乗り換えてみるのもいいかもしれません。

利用状況に応じておすすめできる業者は異なりますので、ぜひあなたに適した回線業者を探してください。

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