「ポケットWi-Fiを契約したいけど、一体どれを選べばいいんだろう・・・?」
初めてポケットWi-Fiを利用する方は、こうした悩みを抱えているケースが多いです。
ポケットWi-Fiの実質月額料金やデータ通信容量は、各プロバイダごとに異なります。
各ポケットWi-Fiのスペックは、以下のとおりです。
プロバイダ名 | 実質月額料金 | データ容量 | 速度制限 | エリア |
UQ WiMAX | 4,019円 | 月間100GB以上 | 10GB/3日超過で翌日夜間のみ1Mbps | WiMAX2+
auLTE |
Mugen WiFi | 3,133円 | 月間100GB以上 | 月間100GB超過で当月は128Kbps | 3大キャリア |
Broad WiMAX | 3,656円 | 月間100GB以上 | 10GB/3日超過で翌日夜間のみ1Mbps | WiMAX2+
auLTE |
カシモWiMAX | 3,693円 | 月間100GB以上 | 10GB/3日超過で翌日夜間のみ1Mbps | WiMAX2+
auLTE |
THE WiFi | 3,895円 | 月間100GB以上 | 無制限 | 3大キャリア |
BIGLOBE WiMAX | 4,180円 | 月間100GB以上 | 10GB/3日超過で翌日夜間のみ1Mbps | WiMAX2+
auLTE |
au WiFi | 4,986円 | 無制限 | 10GB/3日超過で翌日夜間のみ1Mbps | WiMAX2+
auLTE |
よくばりWi-Fi | 3,556円 | 無制限(1日3GB以上) | 著しくネットワーク占有384Kbps | ソフトバンクLTE |
限界突破Wi-Fi | 3,500円 | 1日10GB以上 | 1日4GB超過4Mbps
1日10GB超過128Kbps ※24:00リセット |
3大キャリア |
ソフトバンクWiFi | 8,147円 | 無制限 | 特定エリアでのネットワーク後負荷で街頭エリア内は速度が低下 | ソフトバンクLTE
AXGP |
ドコモWi-Fi | 9,448円 | 無制限 | なし | ドコモ5G・4G |
Y!mobile | 5,201円 | 無制限(エリア限定) | 10GB/3日超過で翌日夜間のみ1Mbps | ソフトバンクLTE
AXGP |
ZEUS Wi-Fi | 3,522円 | 月間100GB以上 | 各プランの月間容量超過で当月末まで128Kbps | 3大キャリア |
そのため契約する際はいろいろな製品のスペックを比較し、目的や予算に合った製品を選ぶことが大切です。
この記事ではポケットWi-Fiを比較した結果や、おすすめのプロバイダなどについて紹介します。
以下「料金」「速度」「データ容量」をもとに各ポケットWi-Fiを比較してますので、自分にあった探し方の参考にしましょう。
この記事でわかること
- おすすめのポケットWi-Fiは「Broad WiMAX、Mugen WiFi」の2つ
- おすすめの理由は「申し込み可能、大容量、広いエリア」の3つ
- 比較するポイントは「速度、エリア、データ容量、機種、料金、キャンペーン」の5つ
13社を選定した理由
上記表の13社に限定した理由は、以下のとおりです。
- 申し込みが可能である
- 大容量プランがある
- 提供エリアが広い
詳細は、下記で解説していきます。
理由①:申し込みが可能である
13社は、現在も新規申し込みが可能です。
新型コロナウイルスの影響により、新規の受付を停止した事業者が増えました。
端末を製造する工場の操業停止や、急速なネット需要で通信障害が相次いだことなどが主な要因です。
「どんなときもWi-Fi」や「ギガゴリWi-Fi」などは、代表例といえるでしょう。
今後は受付を再開する可能性もありますが、2020年12月現在で申し込みが可能な事業者だけに限定しました。
理由②:大容量プランがある
大容量プランがあることも、選定した理由に含まれます。
現在は動画やSNSといった通信量の消費が多いコンテンツが主流なので、少ないデータ容量だとすぐに超過してしまいます。
たとえば、月間7GBプランを契約していて3日で超過したとしましょう。
残りの27日以上は、低速化の状態で使い続けなければなりません。
上記の13社なら、大容量のデータ通信を楽しめます。
ただし、WiMAXやY!mobileには「月間7GB」のプランも残っているので、使用量の多い人は「無制限」のプランを選びましょう。
理由③:提供エリアが広い
提供エリアが広いことも、おすすめする理由のひとつです。
そもそも提供エリアが狭いということは、繋がらないエリアが広いということです。
繋がらないエリアが広いと、外出先によっては電波が入らないこともあります。
実際に、ソフトバンクAirとソフトバンクLTEのエリアを比較してみましょう。
※引用:ソフトバンク公式サイト
ソフトバンクAirの方が、エリアは狭いことがわかります。同じソフトバンクであっても、ソフトバンクAirはスマホと異なる通信方式を採用しているためです。
どこでも快適にインターネットを楽しみたいなら、提供エリアの広い事業者を選びましょう。
12月の最新注意事項
12月の最新注意事項は、以下のとおりです。
- ポケットWi-Fi全体の注意点
- 各社の新規サービスや料金変更など
下記から、解説していきます。
ポケットWiFi全体の注意点
年末年始の対応には、十分に注意してください。
各社の端末発送状況は、以下のとおりです。
年内の締め切り | 端末の発送 | |
UQ WiMAX | 12月29日(新規・機種変更) | 1月4日以降 |
Mugen WiFi | 12月28日 | 1月6日以降 |
Broad WiMAX | 12月30日 | 1月4日以降 |
カシモWiMAX | 12月30日 | 1月4日以降 |
THE WiFi | 12月29日まで | 1月2日以降 |
BIGLOBE WiMAX | 執筆時点での発表なし | 執筆時点での発表なし |
au WiFi | 12月29日 | 1月4日以降 |
よくばりWiFi | 12月29日まで | 1月4日以降 |
限界突破Wi-Fi | 12月28日 | 1月6日以降 |
ソフトバンク WiFi | 執筆時点での発表なし | 執筆時点での発表なし |
ドコモWi-Fi | 12月31日(営業日) | 1月3日以降(営業日) |
Y!mobile | 執筆時点での発表なし | 執筆時点での発表なし |
ZEUS Wi-Fi | 12月30日 | 1月6日以降 |
新規契約を検討している場合は、早めに申し込みを済ませましょう。
各社の新規サービスや料金変更など
MugenWiFiの月額料金が、12月17日から変更されます。
- 月額料金の変更
- 「Mugenアドバンスプラン」が停止
以下は、12月17日から変更された月額料金です。
現行の価格 | 変更後の価格 | |
MUGEN格安プラン(U3) | 月額3,150円 | 月額3,050円 |
料金変更により、年間あたり1,200円、2年の総額では2,400円安くなります。
月額3,880円の「MUGENアドバンスプラン」は、Ucloudlink G4という端末の在庫切れにより現在サービスを停止しています。
ポケットwifiの比較ポイント・選び方
目的や予算に合ったポケットWi-Fiを契約するには、さまざまなプロバイダを比較する必要があります。
各プロバイダのポケットWi-Fiを比較する時は、以下のポイントがとても重要です。
- 通信速度
- 対応エリア
- データ容量
- 機種
- 料金・キャンペーン
上記5つは「ポケットWi-Fi選びにおける重要なポイント」であり、自分が何を重視するのか決めておく必要があります。
自宅が山岳地帯なら、広いエリアのポケットWi-Fiにしないと電波が入らない可能性があります。
またデータ消費量が多いなら、無制限プランにしないと制限されて不便です。
このように、自分に合ったポケットWi-Fiを決めるとロスが少ないのです。
ここからは、上記の各ポイントについて詳しく説明します。
通信速度
ポケットWi-Fiの通信速度は、「下り速度」と「上り速度」の2種類に分類されます。
「下り速度」はダウンロード時の速度を、上り速度はアップロード時の速度を表す数値です。
通信速度の数値が高くなれば、インターネットへのアクセス速度もその分だけ速くなります。
逆に通信速度が低いと、webサイトを閲覧するだけでも数十分以上かかってしまう可能性が高いです。
そのため快適にインターネットを楽しみたい場合は、通信速度に優れるポケットWi-Fiを選ぶのがベストといえます。
各ポケットWi-Fiの最大通信速度は、公式サイトなどで確認することが可能です。
現在普及しているポケットWi-Fiの通信速度を、以下の表にまとめました。
サービス名 | 最大通信速度 |
UQ WiMAX | 下り最大440Mbps |
Mugen WiFi | 下り最大150Mbps |
Broad WiMAX | 下り最大440Mbps |
カシモWiMAX | 下り最大1,237Mbps |
THE WiFi | 下り最大150Mbps |
BIGLOBE WiMAX | 下り最大1,237Mbps |
au WiFi | 下り最大4,100Mbps(5G) |
よくばりWi-Fi | 下り最大150Mbps |
限界突破Wi-Fi | 下り最大150Mbps |
ソフトバンク WiFi | 下り最大988Mbps |
ドコモWi-Fi | 下り最大4,100Mbps(5G) |
Y!mobile | 下り最大968Mbps |
ZEUS Wi-Fi | 下り最大150Mbps |
ドコモ、auは5G対応の端末が発売されたため、他社よりも速い通信速度を実現しています。
ただし、公式サイトなどに記載されている通信速度は、あくまで計算上のものです。
使用する場所や建物の構造などによっては、通信速度が変動してしまうかもしれません。
またポケットWi-Fiの通信速度は、端末の機種によっても左右されます。
たとえ通信速度が速いポケットWi-Fiを選んでも、端末が古い機種だとスペックを最大限にできません。
契約したポケットWi-Fiの機能を最大限に発揮するには、なるべく新しいタイプの端末を選ぶことが大事です。
ポケットWi-Fiの契約を考えている方は、必ず端末の通信速度をチェックしておいてください。
対応エリア
ポケットWi-Fiは各端末ごとに対応エリアがあり、そのエリア外でインターネットを接続することはできません。
そのためポケットWi-Fiを契約する際は、なるべく広いエリアで使える端末を選ぶことが大事です。ポケットWi-Fiの対応エリアは、公式サイトなどで簡単に確認できます。
ポケットWi-Fi13社の対応エリアを、4段階で評価しました。
評価 | 対応エリア | サービス名 |
★★★★ | 国内3キャリアLTE+海外 | Mugen WiFi、THE WiFi、限界突破Wi-Fi、ZEUS Wi-Fi |
★★★ | 国内1キャリアLTE+海外 | よくばりWiFi |
★★ | 国内1キャリアLTE+独自回線 | Broad WiMAX、カシモWiMAX、ドコモWi-Fi、ソフトバンクWiFi、auWiFi、Y!mobile |
★ | 独自回線のみ | UQ WiMAX、BIGLOBE WiMAX |
4つ星のポケットWi-Fiは、大手キャリア3社のLTE回線に加えて海外での利用も可能です。よくばりWiFiはauとソフトバンクのLTE回線が使えないので、3つ星としました。
2つ星は、LTE回線が使える5社です。
そもそもWiMAX2+のエリアは狭いですが、3年契約のBroad WiMAXとカシモWiMAXなら無料のau LTE回線を利用することで、エリアを広げることができます。
ソフトバンクWiFiとY!mobileはWiMAXとは逆に、4Gエリアからオプションで無制限エリアを追加する形です。
ただし、どちらも月7GBの上限により実用的とはいえません。
契約期間の短いUQ WiMAX(2年)とBIGLOBEWiMAX(1年)は、有料のLTEオプション(1,004円/使用した月)を利用すれば対応エリアが広がります。
契約期間の短いUQ WiMAX(2年)とBIGLOBEWiMAX(1年)は、有料のLTEオプション(1,004円/使用した月)を利用すれば対応エリアが広がります。
対応エリアにおける注意点
対応エリア内であってもスムーズにインターネットへ接続できるとは限りません。
建物の仕組みや環境によっては、通信速度が遅くなる可能性もあるので注意しましょう。
ポケットWi-Fiに使用されている電波は、「WiMAX」と「LTE」の2種類です。
「WiMAX」は直線に強くて通信速度が速いという特徴がある反面、障害物の影響を受けやすいデメリットがあります。
そのため高層ビルなどの建物が多数存在する場所では、WiMAX本来の通信速度を発揮できない可能性が高いです。
地下鉄などの閉鎖された空間でも、通信速度は低下しやすくなってしまいます。
ポケットWi-Fiを契約する際は対応エリアをきちんと確認しつつ、利用する場所に合わせてサービスを選びましょう。
WiMAXやY!mobileオプションの注意点
- WiMAX:ハイスピードプラスエリアモード(au LTEエリア)
- Y!mobile:アドバンスオプション(アドバンス対応エリア)
au LTEは、月7GBの上限があります。
しかも、7GBを超過するとLTEだけでなくWiMAX2+の回線まで128Kbps(翌月まで)に制限されてしまうのです。
通常モードで10GB/3日を超過しても1Mbpsまでの低速化で済むだけに、大きなペナルティであるといえるでしょう。
アドバンスモードにおける注意点は、エリアです。
通常モードの4Gエリアの方が広いので、アドバンスモードによって無制限で利用できるエリアの方が狭くなってしまいます。
つまり、エリア内に限定して利用する人以外にはあまりメリットがありません。
データ容量
ポケットWi-Fiのデータ容量は、契約するプランごとにそれぞれ異なります。
大きく、2つのタイプに分かれます。
- 容量制限あり
- 容量制限なし
「容量制限あり」のポケットWi-Fiは、一ヵ月ごとに利用できるデータ容量が決まっています。
たとえばデータ容量が「100GB」に設定されていた場合、利用できるのは100GBまでです。
もしデータ通信量が制限を超えてしまうと、次の月まで通信速度が制限されてしまいます。
ただし制限なしのプランに比べて、月額料金は安く設定されていることが多いです。
「普段メールやLineしか使わないから、なるべく安いポケットWi-Fiが欲しい」という方に適しています。
一方「容量制限なし」のポケットWi-Fiは、データ容量の制限が一切ありません。
動画やオンラインゲームなどを長時間楽しんでも、通信制限が発生することはないです。
「データ容量を気にせずに動画やゲームを思う存分楽しみたい」という方は、こちらのプランが適しています。
各ポケットWi-Fiのデータ容量は、以下のとおりです。
サービス名 | データ容量 |
UQ WiMAX | 月間100GB以上 |
Mugen WiFi | 月間100GB以上 |
Broad WiMAX | 月間100GB以上 |
カシモWiMAX | 月間100GB以上 |
THE WiFi | 月間100GB以上 |
BIGLOBE WiMAX | 月間100GB以上 |
au WiFi | 月間100GB以上 |
よくばりWiFi | 無制限(1日3GB) |
限界突破Wi-Fi | 1日10GB以上 |
ソフトバンク WiFi | 無制限 |
ドコモWi-Fi | 無制限 |
Y!mobile | 無制限(エリア限定) |
ZEUS Wi-Fi | 月間100GB以上 |
またポケットWi-Fiを選ぶ際は、「容量制限なし」の種類にも注意が必要です。
容量制限なしのポケットWi-Fiには、「実質無制限」と「完全無制限」の2タイプが存在します。
「完全無制限」は、データ容量の制限が一切ないタイプです。
違法なアップロードやダウンロードをしない限り、通信制限がかかることは基本ありません。
一方「実質無制限」は、短期間での通信制限があるタイプです。
各ポケットWi-Fiには「3日間で10GB」などの条件が設定されており、この条件を超えると通信制限がかかります。
ただし一部ポケットWi-Fiは、通信制限後でもネット閲覧などを行うことが可能です。
たとえばWiMAXの場合、3日間の通信量が10GBを超えると通信速度が最大1Mbpsに制限されます。
この状態でもYouTubeの動画(通常画質)やネットサイトは問題なく閲覧できるので、データ容量が心配な方にも最適です。
それに1Mbpsなら、以下のアプリも利用できます。
- 動画視聴(通常画質)
- サイト閲覧
- 地図アプリ
- LINE
- 音楽アプリ
例外として、アプリのダウンロード・インストールといった作業は1Mbpsでは対応できません。
ポケットWi-Fiを契約する際は目的に合わせて、最適なデータ容量プランを選択してください。
完全無制限の注意点
実際には、実質無制限である場合もあるからです。
たとえば、「よくばりWiFi」の公式サイトは「使い放題 無制限」と記載されています。
(2020年12月現在)以前は本当に完全無制限でしたが、2020年9月からは1日3GBの制限が設けられました。
「利用規約」にだけ記載されている場合もあるので、契約前に確認することをおすすめします。
機種
ポケットWi-Fiの機種は、サービスを提供する会社ごとに異なります。
各機種ごとにスペックが違うため、契約時は以下のスペックをよく確認しなければいけません。
- 最高通信速度
- バッテリーの持ち
- 操作性
以下の表に、比較的新しい主要機種のスペックを簡単にまとめました。
機種 | 下り最大速度 | 連続通信時間 | 発売日 | |
WiMAX系 | WX06 | 440Mbps | 約11時間30分 | 2020年1月 |
W06 | 1,237Mbps | 約9時間 | 2019年1月 | |
クラウド系 | Ucloudlink U3 | 150Mbps | 約12時間 | 2020年 |
Ucloudlink U2s | 150Mbps | 約15時間 | 2018年 | |
Ucloudlink G4 | 150Mbps | 約13時間 | 2019年 | |
Y!mobile | 803ZT | 988Mbps | 約12時間 | 2019年8月 |
801HW | 972Mbps | 約8時間 | 2019年3月 |
最新機種さえ選択できれば、これらのスペックにこだわる必要はありません。
最高通信速度は最新のものであれば、どの機種もほぼ同じ通信速度です。(上記の速度は理論値なので)
通信状況の悪い場所で使うつもりでない限り、データ速度を心配する必要はないといえます。
ポケットWi-Fiのバッテリーは、機種によっては10時間以上もつ場合があります。
しかし外出先でポケットWi-Fiを10時間使うことはほとんどないと思われるため、重視する必要はほぼないです。
操作性はどのポケットWi-Fiもほとんど一緒で、どの機種もシンプルでわかりやすい作りになっています。
説明書などを見ながら利用すれば、初めての方でも簡単に使いこなせるはずです。
このように最新機種のポケットWi-Fiは、どの機種も性能に大差がありません。
古い機種のポケットWi-Fiを選択しない限り、通信トラブルなどが発生する可能性は小さいです。
これからポケットWi-Fiを契約する方は、なるべく新しい機種を選ぶようにしましょう。
料金・キャンペーン
契約するポケットWi-Fiを選ぶ時に最も重要なのは、各会社の月額料金・キャンペーン内容を確認することです。
ポケットWi-Fiの月額料金は、各会社ごとに大きく異なります。
現在使えるポケットWi-Fiの月額料金は、以下のとおりです。
サービス名 | 実質月額料金 |
UQ WiMAX | 4,019円 |
Mugen WiFi | 3,133円 |
Broad WiMAX | 3,656円 |
カシモWiMAX | 3,693円 |
THE WiFi | 3,895円 |
BIGLOBE WiMAX | 4,180円 |
au WiFi | 4,986円 |
よくばりWiFi | 3,556円 |
限界突破Wi-Fi | 3,500円 |
ソフトバンク WiFi | 8,147円 |
ドコモWi-Fi | 9,448円 |
Y!mobile | 5,201円 |
ZEUS Wi-Fi | 3,522円 |
計算方法は、以下のとおりです。
このように、ポケットWi-Fiの月額料金はどれもバラバラです。
3,000円台で利用できるものもあれば、利用するのに毎月7,000円以上かかるポケットWi-Fiもあります。
そのため契約する際は、各会社の月額料金をよく確認することが大事です
料金を見比べ、それぞれの予算・目的に合ったポケットWi-Fiを選びみましょう。
また月額料金を確認する時は、キャンペーン・特典の内容もチェックしなければいけません。
一部のポケットWi-Fiは、料金の割引やキャッシュバックなどのキャンペーン・特典を提供しています。
これらをうまく利用できれば、月額料金をもっと節約することが可能です。
各ポケットWi-Fiが提供中のキャンペーン・特典は、以下のとおりです。
サービス名 | キャンペーン内容 |
Mugen WiFi | 30日間全額返却キャンペーン |
Broad WiMAX | 全端末0円キャンペーン |
カシモWiMAX | 端末代金無料、月額料金割引 |
THE WiFi | 12ヶ月10GB増量キャンペーン(100GBプランのみ) |
BIGLOBE WiMAX | 15,000円キャッシュバック |
よくばりWiFi | 6,000円キャッシュバック ※NTTグループカードへの新規入会が必須 |
キャンペーン・特典の内容は、各会社の公式サイトなどで確認できます。
会社によっては申込条件が存在するため、条件内容もしっかりチェックしておきましょう。
ただしWiMAXなどのポケットWi-Fiは、契約するプロバイダごとにキャンペーン・特典の内容が異なります。
申し込みの際は間違えないよう、プロバイダをよく確認しておいてください。
PR:Ex Wi-Fi CLOUD |
![]() Ex Wi-Fiは月額固定の2,780円から利用できます。 自宅での利用はもちろん、仕事で短期間にGBを利用する方にも相性が良いポケットWi-fiです。 他社が多く取り入れているような、「3日間で10GBを超えると制限がかかる」というような心配がありません。 Ex Wi-Fiの基本である50GBは、YouTubeの利用であれば月間155時間の利用が可能です。(512kbps動画の場合) 軽量・コンパクトなので持ち運びも可能です。 |
特におすすめのポケットwifi2社
ポケットWi-Fiにはいろいろなプランがあるため、契約する際は契約内容を比較することがとても重要です。
様々なポケットWi-Fiを比較した結果、以下のポケットWi-Fiがおすすめとして選ばれました。
実質月額料金 | 対応エリア | |
BroadWiMAX | 3,647円~ | WiMAX2+
au LTE |
Mugen WiFi | 3,133円 | 3大キャリア |
限界突破WiFi | 3,500円 | 3大キャリア |
よくばりWiFi | 3,556円 | ソフトバンク |
Y!mobile | 5,201円 | ソフトバンクLTE
AXGP |
上記5社をおすすめする理由は、料金が安くエリアが広いからです。
どのポケットWiFiも、3,000円台で利用できます。
月額料金だけで比べるとY!mobileは割高ですが、以下のようなメリットもあります。
- ソフトバンクLTEだからエリアが広い
- 海外での利用料金が安い(無制限との併用は不可)
- 解約時の違約金が安い(2年以内:9,500円)
上記の中で特にスペックが高かったのは、「WiMAX・Mugen WiFi」の2つでした。
ここではWiMAX・Mugen WiFiの料金プラン・キャンペーン内容などについて紹介します。
BroadWiMAX
BroadWiMAXは2009年から提供されているポケットWi-Fiで、現在は3,000万人以上の方に利用されています。
対応エリアも非常に広範囲で、山奥以外の場所であればどこでもインターネットを楽しむことが可能です。
WiMAX(Broad WiMAX) | |
3年間の総額 | 131,626円 |
実質月額料金 | 3,656円 |
月額料金の詳細 | 1~2ヶ月目:2,726円
3~24ヶ月目:3,411円 25ヶ月目以降:4,011円 |
通信速度 | (下り)1,237Mbps
(上り)75Mbps |
連続通信時間 | 約9時間 |
月間データ容量 | 100GB以上 |
利用可能な回線 | WiMAX2+
auLTE |
端末の発送時期 | 最短当日 |
端末 | 購入 |
BroadWiMAXには他にも、以下のメリットが存在します。
- モバイル回線としては非常に通信速度が速い
- 通信制限の条件がやさしい
- 大手キャリアより月額料金が安い
- オプションでauのLTEも同時利用できる
- auスマホとのセット割が適用可能
- キャンペーン・特典が魅力的
- プロバイダの種類がとても豊富
最新規格の「WiMAX2+」を利用した場合、WiMAXの通信速度は下りで最大1.2Gbpsです。
光回線とほぼ同じ速度で、インターネットを楽しめます。
WiMAXの通信制限は「3日で10GB」と設定されており、他のポケットWi-Fiよりもハードルが低いです。
たとえ速度制限が発生しても、1Mbpsの通信速度で動画・ネットサイトを閲覧できます。
最も注目すべきなのは、月額料金の安さです。
ドコモ・au・ソフトバンクでパケットプランを契約した場合、以下の費用が発生します。
ドコモ | au | ソフトバンク | |
月額料金 | 7,315円 | 7,480円 | 6,580円 |
月間データ容量 | 100GB(無制限) | 無制限 | 無制限 |
※割引を含まない場合の料金
※()はキャンペーン中のデータ容量
※5G・4Gの利用が可能
月額料金を比べると、BroadWiMAXが圧倒的に安いです。
3キャリアなら無制限で利用できるものの、料金はWiMAXの2倍以上なうえにテザリングでの容量は30GB前後に限られています。
- 外出先でパソコンやタブレットも利用する
- データ消費量が10GB/3日以下
上記に該当する人は、BroadWiMAXがお得です。
BroadWiMAXが利用できない地域でも、auのLTE回線を使えばインターネットが閲覧できます。
ただし、月7GBのデータ容量上限には注意してください。
またauユーザーの方は申込時にスマートバリューを適用することで、毎月のスマホ・携帯料金を最大1,000円割引できます。
適用可能なプランと割引額は、以下の通りです。
プラン内容 | 割引額 | |
ピタットプラン | (シンプル)1GBまで | 割引対象外 |
データ定額2/3 データ定額2(スーパーカケホ/カケホ)2GBまで (シンプル)1GB超~2GBまで |
月500円割引 | |
(スーパーカケホ/カケホ/シンプル) 2GB超~20GBまで |
月1,000円割引 | |
auフラットプラン20/30 | 500円 | |
データ定額5/20/30 LTEフラット ISフラット ※受付終了プラン データ定額5cp U18データ定額20 データ定額8/10/13 プランF(IS)シンプル |
月934円割引 | |
データ定額2/3 ジュニアスマートフォンプラン シニアプラン カケホ(3Gケータイ・データ付) ※受付終了プラン データ定額3cp LTEフラット cp(1GB) |
月743円割引 | |
データ定額1 | 月500円割引 |
WiMAXは契約するプロバイダごとに、キャンペーン・特典の内容がそれぞれ違います。
選択するプロバイダによっては、高額なキャッシュバックを受け取ることも可能です。
プロバイダは20社以上も存在しますが、特に以下のプロバイダはおすすめの会社として高い人気を集めています。
3年間の総額 | 実質月額料金 | キャッシュバック額 | 申し込み条件 | |
Broad WiMAX | 131,626円 | 3,656円 | 10,000円 | 2台同時の契約 |
GMOとくとくBB | 121,600円 | 3,379円 | 最大30,500円
※機種で異なる |
特になし |
DTI WiMAX | 123,670円 | 3,435円 | 6,000円 | NTTグループカードで支払い |
カシモWiMAX | 122,960円 | 3,416円 | 10,000円 | 特になし |
JPWiMAX
※受付停止中 |
124,100円 | 3,447円 | 10,000円 | 特になし |
※Broad WiMAXは1台契約時の料金のためキャッシュバック分は総額に含めない
WiMAXをこれから申し込む方はキャンペーン・特典の内容を確認し、それぞれの目的に合ったプロバイダで契約を行ってください。
ただしWiMAXにはメリットだけでなく、デメリットもいくつか存在します。
デメリットは以下のとおりです。
- 一部のエリアでは利用できない
- 通信が少し不安定
WiMAXはWiMAX2+・auLTEの回線を利用しているため、いろいろな地域で使うことが可能です。
しかし地域によっては、主要都市以外では利用できないケースがあります。
現在は旧WiMAX回線では利用できても、WiMAX2+回線では利用できないエリアも存在します。
契約する際は、公式サイトで対応エリアをよく確認しておきましょう。
障害物の多い場所では通信が不安定になるのは、全ポケットWi-Fi共通のデメリットです。
ポケットWi-Fiの周波数は障害物の影響を受けやすいため、地下や鉄筋コンクリートの建物内では通信が不安定になります。
開発が進むにつれて少しずつ繋がりやすくなってはいますが、しばらくはこうした状況が続きそうです。
Mugen WiFi
Mugen WiFiは、月間100GBまで利用できるポケットWi-Fiです。
一般的なポケットWi-Fiとは違い、au・ドコモ・ソフトバンク3つのキャリア回線が利用できます。
以前までMugen WiFiは「完全無制限」のポケットWi-Fiを提供していましたが、こちらのプランは利用できません。
現在申し込むことが可能なのは、以下のプランだけです。
Mugen WiFi | |
3年間の総額 | 112,800円 |
実質月額料金 | 3,313円 |
月額料金の詳細 | 1ヶ月目(契約月)~:3,050円 |
通信速度 | (下り)150Mbps (上り)50Mbps |
連続通信時間 | 約12時間 |
月間データ容量 | 100GB |
利用可能な回線 | auLTE docomoLTE SoftbankLTE |
端末の発送時期 | 最短当日 |
端末 | レンタル(料金は無料) |
Mugen WiFiには、以下のメリットが存在します。
- 短期間の速度制限が存在しない
- 全額返金キャンペーンで30日間お試し可能
- 海外でも利用できる
- 端末代42,000円&送料が完全無料
- 解約金が安い&24ヵ月以降は完全無料
最大のメリットは、短期間の速度制限がない点です。
Mugen WiFiにはWiMAXのような、「3日間で10GB」などの速度制限に関する条件が存在しません。
データ使用量が100GBを超えない限りは、速度制限を気にすることなくインターネットが楽しめます。
月額料金も、他社のポケットWi-Fiに比べて安く設定されています。
たとえばMugen WiFiとよくばりWiFiの料金を比較した場合、結果は以下のとおりです。
Mugen WiFi | よくばりWiFi | |
契約手数料 | 3,000円 | 3,800円 |
月額料金 | 3,050円 | 3,450円 |
2年間の支払い総額(手数料含む) | 76,200円 | 94,122円 |
実質月額料金 | 3,133円 | 3,895円 |
通信速度 | 下り:最大150.0Mbps 上り:最大50.0Mbps |
|
端末機種 | Mugen WiFi:U3
よくばりWiFi:U2s |
|
同時接続台数 | U3:10台まで
U2s:5台まで |
Mugen WiFiとよくばりWiFiでは、月額料金だけでなく端末の新しさまで差があります。
上記の表からは、Mugen WiFiの方が月額料金は安く端末も新しいことがわかります。
同じ月間100GBの他社ポケットWi-Fiと比べても、Mugen WiFiの月額料金は格安です。
実際に月額料金を比べてみたところ、以下のような結果になりました。
サービス名 | データ容量 | 月額料金 | 2年間の支払い総額 |
Mugen WiFi | 月間100GB | 3,050円 | 76,200円 |
どこよりもWiFi | 3,180円 | 76,920円 | |
ギガWiFi | 3,250円 | 81,000円 | |
ポケットモバイル | 3,250円 | 81,000円 | |
それがだいじWiFi | 3,250円 | 81,000円 | |
ZEUS WiFi | 3,480円 | 85,020円 |
5社のポケットWi-Fiと比較してみましたが、最も料金が安かったのはMugen WiFiでした。
なるべく安い金額でポケットWi-Fiを利用したい方におすすめです。
またMugen WiFiは、30日間全額返金キャンペーンを現在実施しています。
このキャンペーンを利用すれば、契約後でもポケットWi-Fiの月額料金・契約手数料などを返金してもらうことが可能です。
「試しに契約して使ってみたけど、思ったより速度が遅い・・・」という時でも、すぐにお金を取り戻せます。
ただし、30日間全額返金キャンペーンを申請する際は、以下の点に注意してください。
- 返金手数料1,080円と配送料金の支払いがある
- 返品の「発送日時」が30日以内であること
- 海外利用は別途デイリー料金が発生
- 50GB超過で9,000円の解約費用が発生
- 「縛りなしプラン」は全額返金保証の対象外
なお、端末の未返却は20,000円、50GB超過+端末未返却は「1,600円×24ヶ月」の弁済金を支払わなければなりません。
試しにMugen WiFiを使おうと考えている方は、気をつけておいてください。
ちなみにMugen WiFiは日本全域で利用できるポケットWi-Fiですが、実は海外でも使用できます。
設定を変更するだけで使えるので、契約変更などの面倒な手続きを行う必要は一切ありません。
そのため「急に海外へ出張することになった」という時でも、すぐにインターネット環境を用意することが可能です。
また海外で利用する場合は別途利用料を支払うことになりますが、他社に比べて金額は安いです。
Mugen WiFiとよくばりWiFiの海外利用料を比べたところ、以下のような結果になりました。
対応エリア | Mugen WiFi | よくばりWiFi |
エリア1(アジア・ヨーロッパ・アメリカ・オーストラリア) | 1日ごとに1,200円 | 1日ごとに1,250円 |
エリア2(中東・アフリカ・南米) | 1日ごとに1,600円 | 1日ごとに1,850円 |
どのエリアで使っても、Mugen WiFiは利用料を最小限に抑えられます。
もちろんネットを利用しなかった場合、通信量は発生しません。
ただし海外で利用する場合、高速通信のデータ容量は1日1GBまでとなります。
1GBを超えた後は128Kbpsまで通信速度が制限され、データ容量がリセットされるまで速度はそのままの状態です。
データ容量のリセットは、日本時間の0:00に行われます。
海外でMugen WiFiを使う際は、1日のデータ容量が大幅に制限されることを忘れないようにしましょう。
Mugen WiFiは端末料金・配送料が無料なため、初期費用を安く抑えたい方にも最適です。
ポケットWi-Fiの中には端末料金や配送料が別途発生するものもあり、契約時に多額の資金が必要になるケースがあります。
しかしMugen WiFiは端末代金・送料どちらも完全無料であるため、誰でも気軽に契約することが可能です。
契約後さえ完了すれば、到着後すぐに42,000円相当のポケットWi-Fiを使えます。
実質無料プランのように、解約時に端末代金の未納分を請求されることもありません。
「短期間だけポケットWi-Fiを使いたい・・・」と考えている方にもおすすめです。
またMugen WiFiは、他社に比べてポケットWi-Fiの解約金が安く設定されています。
どんなときもWi-Fiの解約金と比較した場合、金額は以下のとおりです。
利用期間 | Mugen WiFi | よくばりWiFi |
0~12ヵ月 | 9,000円 | 18,000円 |
13~24ヵ月 | 5,000円 | 12,000円 |
更新月 | 0円 | |
26ヵ月 | 0円 | 9,500円 |
12ヵ月以内に解約した場合、よくばりWiFiは18,000円もの解約金が発生します。
一方Mugen WiFiは9,000円で解約でき、9,000円もお得です。
さらに利用期間が長くなればなるほど、解約金はもっと安くなっていきます。
1~2年目の解約金は5,000円、更新月と3年目以降は無料で解約することが可能です。
「解約金なしで利用できるポケットWi-Fiを探している」という方は、ぜひMugen WiFiの利用を検討してみてください。
ただしMugen WiFiには、以下のようなデメリットも存在します。
- 支払い方法はクレジットカードのみ
- 通信障害の発生リスクがある
- 新しいサービスなためサポート体制が不安
Mugen WiFiの利用料は、クレジットカードでしか払えません。
銀行口座や電子マネーしか持っていない人は、新たにクレジットカードを作成する必要があります。
それにMugen WiFiは通信障害の発生事例があるため、今後もこうしたトラブルが発生しないとは限りません。
同じような通信障害が発生した場合、突然インターネットを利用できなくなる可能性が高いです。
また最近登場したサービスのため、サポート体制には少し不安が残ります。
ただし利用者の口コミを見た感じでは、窓口の対応はとても親切かつ迅速であるようです。
万が一通信トラブルなどが発生しても、すぐに対応してもらえると思います。
Mugen WiFiの評判・口コミ!契約前に確認するべきメリット・デメリット
ポケットwifiを選ぶ時の注意点
各ポケットWi-Fiの性能や料金プランをよく比較すれば、目的や予算に合ったポケットWi-Fiを見つけるのは比較的簡単です。
しかしポケットWi-Fiを選ぶ際は、以下の点に注意する必要があります。
短期レンタルは月額料金が高くつく
一部のポケットWi-Fiは長期間のレンタルだけでなく、2~3ヵ月間の短期レンタルにも対応可能です。
最近はテレワークを実践する方が増えたことで、こうしたレンタルサービスを提供する会社が徐々に増えています。
しかし短期レンタルの場合は通常契約に比べて、1ヵ月ごとの月額料金は高くなります。
レンタル期間が長くなればなるほど、多額のお金を消費してしまう可能性が高いです。
今回はポケットWi-Fiの短期レンタルが可能な会社を3つ調べてみました。
1日・1ヵ月ごとのレンタル料金は、以下のとおりです。
会社名 | 1日のレンタル料金 | 1ヵ月のレンタル料金 | 取り扱い回線 | |
WiFiレンタルどっとこむ | 約500円 | 約6,000~8,000円 | ・SoftBank ・au ・WiMAX |
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NETAGE | 約500~800円 | 約7,000~10,000円 | ・SoftBank ・au ・WiMAX ・docomo ・Y!mobile |
|
WiFiレンタル屋さん | 約400~600円 | 約6,000~9,000円 | ・SoftBank ・WiMAX |
数日間しかポケットWi-Fiを使わない場合は、レンタルの方が費用を安く抑えられます。
しかし1ヵ月間レンタルした場合、支払い金額は通常契約の約2倍です。
利用期間が1週間を超える場合は、通常契約でポケットWi-Fiを契約するのがおすすめです。
解約金が発生しない会社を選んでおけば、不要となった際に端末をすぐ手放すことができます。
ポケットWi-Fiの短期レンタルを考えている方は、どちらが自分に合っているかよく考えておいてください。
通信速度の安定性は有線接続に劣る
ポケットWi-Fiは自由に持ち運びできるため、外出先でもインターネットを利用できるのが大きな利点です。
しかし有線接続に比べると通信回線の安定性は低く、通信トラブルが発生しやすいという難点があります。
ポケットWi-Fiは各地域に存在する基地局と電波で通信を行い、インターネットへ接続するシステムです。
そのため基地局との間に障害物が多く存在していると、うまく電波を受信できません。
特に周りを山に囲まれている地域や基地局から離れた場所では、通信回線がかなり不安定になります。
ポケットWi-Fiの利用を考えている方は、気をつけておいてください。
ただしいくつかの対処法を試すことで、通信状況が改善される可能性はあります。
ポケットWi-Fiの電話状況が悪いと感じた時は、受信しやすい状況を作るのがベストです。
通信が悪い時に有効な対処法は、以下のとおりです。
- 場所を移動する
- リフレクターを使う
- クレードルを使う
- ホームルーターを使う
ポケットWi-Fiはなるべく外に近く、障害物のない高い位置に置く方が電波を受信しやすくなります。
室内で使用する際はいろんな場所で端末をテストし、電波が受信しやすい場所を探すのが適切です。
テストの際は電波をうまく受信できるよう、スマホ・PCを端末から離しすぎないように注意してください。
場所を移動するのが難しい時は、リフレクターを購入・設置してみましょう。
リフレクターとは基地局からの電波を集めることで、受信度アップを図る設備です。
100円ショップなどの材料で自作したリフレクターを使うだけでも、通信状況はかなり改善されます。
「室内のどこで試しても電波が繋がりにくい・・・」と悩んでいる方は、一度試してみてください。
リフレクターのメリット | ・100円ショップの材料で作れる ・誰でも気軽に試せる |
リフレクターのデメリット | ・効果には個人差がある ・持ち運びに適していない |
より効率良く通信状況を改善したい場合は、クレードルを使ってみるのが有効です。
クレードルはポケットWi-Fiを置いて使うスタンド型拡張器のことで、それぞれの機種ごとに機能・形状が異なります。
対応している端末の種類も異なるため、購入する際は持っているポケットWi-Fiに適したものを選ばなければいけません。
クレードルは電波状況を改善しつつ、有線LANの接続や固定回線の無線化も行えます。
「リフレクターではうまく通信状況が改善できなかった」という方におすすめです。
クレードルのメリット | ・リフレクターより高い効果を期待できる ・ポケットWi-Fiを有線接続することが可能 ・固定回線を無線化して利用できる |
クレードルのデメリット | ・端末ごとに対応機種が異なる ・リフレクターよりコストが高い (相場価格は3,000~5,000円程) |
ホームルーターは固定回線から無線を飛ばし、スマホやPCを接続する機器です。
ポケットWi-Fiよりも広い範囲に電波を飛ばせるため、室内でも安定した通信状況を維持できます。
またホームルーターは回線工事不要で設置でき、インターネットの設定も非常に簡単です。
自宅ではホームルーター・外出先ではポケットWi-Fiと使い分ければ、快適な通信環境を維持できます。
ホームルーターのメリット | ・回線工事不要ですぐに利用できる ・インターネット設定も簡単に行える ・ポケットWi-Fiより通信の安定性が高い |
ホームルーターのデメリット | ・自由に持ち運ぶことができない ・月額料金が発生する (平均相場は4,000円~5,000円) |
ポケットWi-Fiの通信が悪いと感じた時はこれらの対処法を試し、通信状況を改善できるか確認してみてください。
自宅でネットを楽しみたい場合は光回線がおすすめ
ポケットWi-Fiは持ち運びに便利な分、通信速度や利用制限などの影響で利用できなくなるケースがあります。
そのため主に自宅でしかインターネットを使わないという方は、光回線を利用した方がいいかもしれません。
最近はいろいろな会社が光回線を提供しており、月額料金はポケットWi-Fiとほぼ同じです。
スマホとのセット割プランを適用すれば、ポケットWi-Fiよりも安い料金でインターネットを利用できます。
自宅で思う存分インターネットを楽しみたい方には、以下の光回線がおすすめです。
月額料金 | キャッシュバック額 | 工事費 | セット割引額 | 最大通信速度(標準プラン) | |
ドコモ光 (GMOとくとくBBで契約した場合) |
マンションの場合:4,000円 戸建ての場合:5,200円 |
20,000円 dポイント5,000円分 |
0円 | ドコモ 1,000円/月×利用台数割引 |
最大1Gbps |
auひかり (NEXTで契約した場合) |
マンションの場合:3,800円 戸建ての場合:4,900円 |
52,000円 | 実質0円 (1,250円×24回を毎月割引) |
au 1,000円/月×利用台数割引 |
最大1Gbps |
So-net光プラス | マンションの場合:1,980円 戸建ての場合:2,980円 |
なし | 実質0円 (500円×48回を毎月割引) |
au 1,000円/月×利用台数割引 |
最大1Gbps |
NURO光 (公式サイトで契約した場合) |
マンションの場合:4,743円 戸建ての場合:4,743円 |
45,000円 | 実質0円 (1,334円×30回を毎月割引) |
ソフトバンク 1,000円/月×利用台数割引 |
最大2Gbps |
ソフトバンク光 | マンションの場合:3,800円 戸建ての場合:5,200円 |
35,000円 | 実質0円 (1,000円×24回を毎月割引) |
ソフトバンク 1,000円/月×利用台数割引 |
最大1Gbps |
ただし申し込みを行う際は、各回線の対応エリアをよく確認しておく必要があります。
中でもauひかりとNUROひかりは、一部のエリアでしか利用できない光回線です。
これら2回線の対応エリアは、以下のように指定されています。
公式サイトから検索を行えば、自宅が対応エリア内に含まれているかどうかすぐに調べることが可能です。
もし対応エリアから外れていた場合は、他の光回線を活用してください。
ドコモ光・So-net光プラス・ソフトバンク光は、基本的にどの地域で生活している方でも利用できます。
ネット上から申し込みを行えば、初めての方でも簡単に契約できるはずです。
また光回線の月額料金やキャッシュバック額は、契約するプロバイダごとに異なります。
そのため申し込みを行う際は、各プロバイダのキャッシュバック額・料金プランもよく確認しなければいけません。
内容を確認せずに契約してしまうと、高額な利用料を請求される危険性があります。
契約時は回線工事が必要となるため、申込時は初期費用もよく確認しておきましょう。
建物の種類や設備状況によっては、回線工事で20,000円以上請求されてしまうケースもあります。
主に自宅でしかインターネットを利用しないという方は、光回線の利用をぜひ検討してみてください。
まとめ
ポケットWi-Fiの比較結果やおすすめのプロバイダなどについて紹介しましたが、いかがでしたか?
現在契約できるポケットWi-Fiは、提供する会社ごとに料金プランの内容やデータ容量がそれぞれ異なります。
そのため契約を行う際はポケットWi-Fiのスペックや料金プランを比較し、目的や予算に合ったものを選ぶことがとても重要です。
またどのポケットWi-Fiを選べばいいのか迷っている方には、WiMAX・Mugen WiFiがおすすめといえます。
WiMAXはモバイル回線としては非常に通信速度が速く、データ容量が実質無制限のポケットWi-Fiです。
速度制限後でも最大1Mbpsでの通信が可能なため、サイトや動画が見れなくなる心配はありません。
またauのLTEも利用できるので、通信状況が安定しない場所でも活躍します。
auスマホとのセット割を適用すれば、スマホ料金を毎月最大1,000円割引してもらうことが可能です。
Mugen WiFiは短期間の速度制限が存在せず、月間100GBまで利用できるポケットWi-Fiです。
30日間全額返金キャンペーンが利用できるので、誰でも気軽に利用できます。
端末代42,000円や送料も完全無料となっているため、初期費用を安く抑えたい方にも最適です。
24ヵ月以降もしくは更新月に解約を行えば、解約料金も発生しません。
これからポケットWi-Fiを契約する方はいろいろな端末を比較し、自分の予算・目的に適したポケットWi-Fiを探してみてください。
無制限のおすすめポケットwifiを比較したい方はこちらをご覧ください↓
無制限に使えるポケットwifiのおすすめ2社を比較【2020年版】
この記事の監修者
林 健太郎 先生 概要
林FP事務所代表。京都市在住。ファイナンシャルプランナー(CFP🄬)の資格取得後、2014年に京都市中京区で独立開業。
資産運用相談専門のFPとして活動と並行して、ブログ・メルマガで独自の知識を多数発信。
工学博士で研究開発職出身というユニークな経歴を持つ。
ファイナンシャルプランナー(CFP)林 健太郎 先生のアドバイス
公式サイト
ポケットWi-Fiは携帯と固定回線の双方のメリットを持ち、携帯に比べ場所を気にせずに使えるのが魅力です。
携帯+ポケットWi-Fiの2つ持ちの場合、通信費節約のポイントは、格安SIM携帯の導入などで料金を抑えつつ、不足する分をポケットWi-Fiで補うといいでしょう。
また上記の様に、長期利用なら解約金が発生しない会社を選ぶのも一つです。